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ホルスト 組曲『惑星』、Jウイリアムス 『スター・ウォーズ組曲』 メータ指揮ロサンゼルスフィル他


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平原綾香さんのポップスソング『Jupiter(ジュピター)』のオリジナル作品として、一躍有名になったホルストの『惑星』。
名指揮者ボールトによって初演され、1961年には早くもカラヤンがウィーンフィルと録音。
クラシックの世界では、カラヤンがとりあげたことで人気を博したような面もあります。

占星術の要素を取り入れて、七つの惑星を音楽に仕立てあげた作品です。
それぞれに明確なキャラクターが割り当てられた音楽は、聴いていてとても楽しいですし、オーディオチェックに欠かせない、ダイナミックなオーケストラサウンドが堪能できる作品でもあります。

ここではメータ指揮ロスフィル盤を推薦します。
ズービン・メータがロサンゼルス・フィルを率いていた時期に残されたものでも、最右翼といえる録音のひとつで、いま聴いても大変めざましい演奏だと感じます。
豊かでずっしりとした感触を持ったサウンド、輝かしい管楽器群、指揮者の解釈も、きわめて正統的で、しかも勘所よく各曲のツボを押さえており(この勘のよさがメータのすばらしさだと思う)、聴いていて飽きさせることがないです。
また、すばらしいオーケストラサウンドを、DECCAアナログ時代最優秀ではないかとも思える録音が、驚異的な音質でキャッチしていて、録音とオーケストラサウンド、指揮のマジックが、一体となって、ひとつの工芸品のような魅力を持っています。
よいオーディオで聴くことの喜びを感じさせる録音で、たとえばYAMAHA NS-1000MやダイヤトーンDS-2000などでぜひこのダイナミックな音をお聴きいただきたいと思いますし、同時に音楽も楽しませる点では、かけがえのない録音です。
もちろんカラヤン盤(特にウィーン録音)もすばらしいですが、やはり録音の鮮度でいま一歩及ばないですし(アナログLPの音質は驚異的によかった記憶がありますが)、レヴァイン/シカゴSOを、いささか荒っぽく感じる私は(それが魅力だということもよく理解するのですが)、このメータ盤こそ、『惑星』を聴くうえでいちばん手に取るCDです。
安心して聴ける暖かな音楽性と、エンターテインメント性の豊富さ、どちらも備えていますね。
はじめてこの曲を聴く人にはうってつけですが、その後もさまざまな演奏を聴いてみて、また戻ってくるような(と私はよくいいますが)、本当の意味での名演・名録音・名曲であろうと思います。

例の平原さんの『Jupiter』のメロディは、4曲目2:58〜4:55の部分です。
この部分も、同曲盤中屈指の感動的な演奏ですので、ぜひお聴きいただきたく思います。

ちなみに、このCDにはスターウォーズ組曲が併録されています。
こちらも有名な演奏で、サントラ盤とは違う、一流オーケストラ・一流指揮者の演奏で、このポピュラーナンバーを楽しませるものになっています。
いやぁ、これもすごい!
まさに一粒で二度おいしいCDなのです(笑)。

(録音 1971,1977年)

DISC Recommend
1 演奏 ★★★★★
2 録音 ★★★★★
3 不朽 ★★★★
4 買得 ★★★★★
5 必須 ★★★★


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